フィリピンへの旅行を計画している場合、「eTravel」の登録が必須です。
eTravelはフィリピン政府が提供するオンラインの健康申告システムで、COVID-19パンデミック後の安全対策として導入されました。現在も、フィリピンに入国する際には、この登録を済ませておく必要があります。
初心者向けに、フィリピンのeTravelシステムへの登録方法と注意点を分かりやすく解説します。
eTravelとは?
eTravelは、フィリピンへの入国前にオンラインで健康状態や旅行情報を提供するためのシステムです。この登録をすることで、入国時にスムーズに手続きを進めることができます。
eTravelの登録方法
① 公式サイトにアクセス
まず、フィリピンのeTravel公式サイトにアクセスします。
- 公式URL: https://etravel.gov.ph
Click here to Sign inをクリックします。
Create an accountをクリックしてメールアドレスを入力します。
届いたOTPコードを入力するとパスワード設定画面になりますので、パスワードを設定します。
②必要情報を入力
登録画面が表示されますので、以下の情報を入力します。
- 個人情報:氏名、生年月日、性別、国籍など
- パスポート情報:パスポート番号、発行国、発行日、有効期限など
- 旅行情報:到着日、航空便番号、滞在先住所(ホテルや宿泊先など)
- 健康状態の確認:過去14日間にCOVID-19の症状があったかどうか、ワクチン接種の有無、健康状態に関する質問
④ 必要書類のアップロード(場合による)
一部の情報や書類(例:ワクチン接種証明書など)のアップロードが求められる場合があります。事前にデジタルコピーを準備しておくとスムーズです。2024.8月時点では不要でした。
登録時に写真が必要です。証明写真である必要はないので、顔のわかる写真を家族分準備しておくと良いと思います。
⑤ 登録内容の確認
入力した内容を確認して、間違いがないか再度チェックします。確認後、「登録」ボタンをクリックして完了です。
⑥ 登録完了の証明書を保存
登録が完了すると、確認画面に「QRコード」や「eTravel登録証」が表示されます。このQRコードや証明書は、入国時に必要ですので、必ずスクリーンショットを取るか、印刷しておきましょう。
登録のタイミング
eTravelの登録は、出発の72時間以内に完了させる必要があります。早めに登録を済ませておくことをおすすめしますが、遅くても出発前の24時間以内には登録を終わらせましょう。
注意点
① 登録後の変更に注意
一度登録が完了すると、内容の変更ができません。情報を誤って入力しないよう、慎重に確認してから提出してください。
② 必要書類を準備
ワクチン接種証明書、健康診断書、航空券、宿泊先の予約証明書など、入国時に求められる場合があります。事前に確認しておきましょう。
③ 海外旅行保険
フィリピンに限らず、海外旅行時には海外旅行保険に加入することが推奨されます。
クレジットカードの保険は利用付帯のものが増えているので、必ず確認しましょう。
④ フィリピン入国に関する最新の情報をチェック
フィリピンの入国条件やeTravelシステムの要件は、状況により変更されることがあります。出発前にフィリピン政府の最新の公式情報を確認してください。
⑤ eTravelの登録は無料
先述しましたが、eTravelの登録は無料で利用できますので、詐欺サイトには注意しましょう。公式サイト以外のサイトで登録を求められた場合は、注意が必要です。
同伴する家族・子供の分も忘れずに!
子供も一人一人必要です。
Add family memberより忘れずに登録しましょう。
途中でエラーになった場合
ブラウザを変えてみることをオススメします。筆者はGoogle Choromeから登録ができました。
また翻訳機能の使うとエラーになることがあるようなので、英語のサイトのまま使う方が簡単かと思います。
まとめ
フィリピンに入国するためには、eTravelの登録が必須です。公式サイトで必要情報を入力し、QRコードを保存することで、スムーズに入国手続きを進めることができます。登録後は内容の変更ができないので、慎重に入力しましょう。また、最新の入国要件をチェックし、必要な書類を事前に準備しておくと安心です。
旅行の準備を整えたら、フィリピンで素晴らしい滞在を楽しんでください!
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