リゾートはもちろん、近年留学の場所としても人気のセブ島。フィリピン旅行というとセブ島を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
セブ島(マクタン島)からはアイランドホッピングでナルスアン島やヒルトゥガン島が人気ですね♪ 7,000以上の島々から成り立つフィリピンにはまだまだ美しい島はたくさんあります。
今回はフィリピンに駐在経験のある筆者おすすめ!比較的アクセスしやすい島を初級編として6選を紹介したいと思います。
フィリピン旅行でどこに行こうか迷われている方は是非参考にしてみてください。
なぜフィリピンの「他の島」に注目すべき?
・セブ島は人気だけど観光客が多い
・他の島は手つかずの自然や静かな雰囲気が楽しめる
・アクティビティ・リゾート・文化体験の幅が広い
・宿泊費用・食費が抑えめなので、中長期滞在には特におすすめ
ボラカイ島

ボラカイ島(Boracay Island)は、フィリピンのパナイ島に位置する世界的に有名なビーチリゾート地です。その白い砂浜、透明度の高い海、そして活気あるナイトライフが特徴です。
フィリピン人の友人からもよくおすすめされる島です。
ボラカイ島への行き方
ボラカイ島の玄関となる空港はカティクラン空港またはカリボ空港です。個人的にはカティクラン空港をおすすめします。というのもカリボ空港からボラカイへ行く船に乗るために、カティクラン港まで2時間程度移動する必要があるからです。乗り物が大丈夫な方だと、平気かもしれません。カティクラン港 → ボラカイ港までは30分程度です。但しカティクラン空港の乗り入れが遅延しやすいので、フレキシブルに対応が必要です。
ボラカイ島のおすすめポイント
ホワイトビーチ:ボラカイ島の最も有名なビーチであるホワイトビーチは、その柔らかく白い砂浜が特徴です。約4キロメートルにわたる広大なビーチは、美しい夕日を眺めながらのんびりと過ごすことができます。
ウォータースポーツ:ボラカイ島では、ウィンドサーフィンやパラセーリング、ジェットスキーなど、さまざまなウォータースポーツを楽しむことができます。
ナイトライフ:ボラカイ島は、活気あるナイトライフが楽しめる場所としても知られています。ボラカイのビーチフロントには、レストラン、バー、クラブが集まり、夜遅くまで音楽やダンスが楽しめます。
パラワン島

パラワン島への行き方
マニラから北部エルニドへの直行便で1時間程度。フィリピン航空(Philippine Airlines)やセブパシフィック航空(Cebu Pacific Air)などの航空会社が運航しています。
パラワン島のおすすめポイント
フィリピン最後の秘境:通称「フィリピン最後の秘境」と呼ばれるエルニドには、カラストゥアビーチやミンロック島など、絶景ポイントが多く、ダイビングやシュノーケリングも楽しむことができます。
世界遺産:セントパウル地下河国立公園内に位置する地下河は世界遺産にも登録されており、その美しい鍾乳洞と地下川が見どころです。
アウトドア:未開の自然が広がる場所もあります。プエルトプリンセサ地下川国立公園や、ウィルダネスエリアでのトレッキングやキャンプなど、アウトドア愛好家にもおすすめのスポットです。
ボホール島

セブ島の南側に位置しており、セブからは船で2時間程度。ユニークな自然景観が広がる島です。
ボホール島への行き方
セブ島からフェリーが出ています。後述するシキホールも回れるルートも発見!乗り方などは別記事にまとめていきますね。
ボホール島のおすすめポイント
チョコレートヒルズ:ボホール島の最も有名な観光スポットで、数百の丘が続く壮大な景観です。特に乾季には、丘が茶色に変色し、まるでチョコレートのように見えることからその名が付けられたそうです。
ターシャ:またこの島のシンボル的存在であり、メガネザルのような見た目のターシャ。そのサイズは大人でもたった10cmほど。保護区のみで見られる貴重な存在です。
ロブォク川での川下り:ボホール島の内陸部を流れる美しいロブォク川では、カヌーやバンカ(伝統的なフィリピンの船)で川下りを楽しむことができます。川下りをしながら食事も可能です。
川沿いには美しい自然が広がり、リラックスした時間を過ごすことができます。
シキホール島
フィリピン中部のビサヤ諸島に位置する美しい島で、その豊かな自然、歴史的な遺産、そして神秘的な雰囲気が特徴です。
シキホール島への行き方
マニラから国内線に乗り換えネグロスネグロス島のドゥマゲッティから、高速船で約1時間です。
セブ島からはボホール島経由でフェリーが出ています。2つの島を楽しめるおすすめルートです!
シキホール島のおすすめポイント
歴史的な遺産:シキホール島には、スペイン統治時代の影響を受けた歴史的な遺産が残っています。サン・イサドロ教会やリリャンバハイ寺院など、古い建造物や聖堂が島内に点在しています。
神秘的な雰囲気:シキホール島は、昔から魔術や呪術が伝わる場所として知られており、その神秘的な雰囲気が訪れる人々を惹きつけています。島には巫女や霊能者が暮らし、伝統的な治療法や儀式が行われているそうです。
サンゴ礁とダイビング:シキホール島の周囲には美しいサンゴ礁が広がり、豊かな海洋生物が生息しています。シュノーケリングやダイビングを楽しむことができ、カラフルなサンゴや美しい魚たちを観察することができます。

シキホール出身のフィリピン人は出身を隠す人もいるとか。
神秘的な島ですね!
バンタヤン島
フィリピンのセブ州に位置する美しい島で、その白い砂浜と透明度の高い海が特徴です。まさに楽園の隠れ家!のどかな雰囲気と美しいビーチが魅力で、リラックスした時間を過ごすのに最適です。
筆者は2度訪れていますが、お酒を飲んで青い海を見ながらまったり過ごせて最高でした!!
フィリピンで旅行でいつもと違う島でゆっくりしたい方には、おすすめです。
近年開発されて空港もでき、宿泊施設もリノベーションされているようです。
バンタヤン島のおすすめポイント
美しいビーチとクリアな海: バンタヤン島は美しいビーチが広がり、特にサンタ・フェやビランビリ、マドリドのビーチはその透明度の高い海と白い砂浜が有名です。シュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。
のどかな雰囲気: バンタヤン島は観光客の訪れが比較的少なく、のどかな雰囲気が漂います。リラックスした時間を過ごしたり、自然の美しさを満喫したりすることができます。
地元の文化と料理: バンタヤン島では、地元の文化や料理を楽しむことができます。ローカルフードや新鮮なシーフードが豊富で、地元の人々との交流を通じて現地の文化に触れることができます。
カランガマン島
レイテ州に位置する美しい島で、約1.2キロメートルにわたるその長い砂の舌状の地形と透明度の高い海が特徴です。島の中央部に突き出た砂地は、まるで天に向かって伸びるような美しい景色を楽しむことができます。
特にインスタ映えするビーチとして近年じわじわ人気急上昇中です。
カランガマン島への行き方
セブからレイテ(オルモック港)まではフェリーで3時間ほど。そこからオルモック港からパロムポンまでバン等で陸路移動後、ボートでカランガマン島に向かいます。
カランガマン島のおすすめポイント
透明度の高い海: カランガマン島の周囲には透明度の高い海が広がり、サンゴ礁や色とりどりの魚が豊富です。シュノーケリングやダイビングを楽しむことができ、美しい海底の世界を堪能できます。
360度インスタ映えの島: 長く伸びるサンドバーががインスタ映えポイントとして有名
キャンプやピクニック: カランガマン島では、キャンプやピクニックを楽しむことができます。広大な砂浜や静かな雰囲気の中で、友人や家族と楽しい時間を過ごすことができます。
フィリピンのおすすめ島 比較表
カフェ・ビーチの快適さ・移動の楽さなどを基準にまとめてみました。
島の名前 | アクセス手段 | 特徴・魅力 | 子連れ旅向き度 👨👩👧👦 |
---|---|---|---|
ボラカイ島 | マニラorセブ → カティクラン空港 → ボート | 白砂のビーチ・映えスポット多め | ★★★★☆(賑やか) |
パラワン島 | マニラ → プエルトプリンセサ空港 | 世界遺産の自然、洞窟探検 | ★★★☆☆(自然派向き) |
ボホール島 | セブ島 → フェリー約2時間 | ターシャ(世界最小のメガネザル)、川下り | ★★★★★(子ども大喜び) |
シキホール島 | セブ島 → フェリー or ドマゲッティ経由 | 神秘的な滝やヒーリングスポット | ★★★☆☆(中〜上級者向き) |
バンタヤン島 | セブ島→バスとフェリー | 白砂のビーチ・ゆったり | ★★☆☆☆(自然と海派向き) |
カランガマン島 | セブ島→レイテ島→ボート | 白砂のビーチ・映えスポット | ★★☆☆☆(自然と海派向き) |
よくある質問(FAQ)
Q. セブ島以外の島に行くには英語が必要?
A. 基本的な英語が話せれば問題ありません。観光地ではスタッフが親切に対応してくれます。
Q. セブ島と他の島を組み合わせて旅行できる?
A. できます!セブを拠点に日帰りや1泊旅行でボホール島などへ行くのもおすすめ。
まとめ
フィリピンには魅力的な島がたくさんあります。フィリピン旅行の際に1島、1島訪れるのもおすすめです。
是非お気に入りの島を見つけてくださいね!
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