セブ島などの地方都市へ行く場合、マニラのニノイ・アキノ国際空港(NAIA)での乗り継ぎが必要なことも。「ターミナル移動って難しいの?」「子連れでも大丈夫?」など、不安な点をまるごと解決するために、2024年8月に子連れで利用した実体験ベースでまとめました。

これまではマニラでの乗り継ぎを避けていましたが、今回はセブ島への到着時間を考慮してマニラ経由便をセレクト!直行便に比べて安いことが多いので、マニラ乗り継ぎを検討されている方の参考になれば幸いです。
ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)基本情報
ニノイ・アキノ国際空港には4つのターミナルがあり、利用する航空会社によってはターミナル移動が必要になります。(2025年2月現在 セブパシフィック利用以外はターミナル移動が必要です)
- T1(ターミナル1):JALや大韓航空などの国際線
- T2(ターミナル2):フィリピン航空の国内線(今回の乗り継ぎ先)
- T3(ターミナル3):ANA・エアアジアなど多数の国際線
- T4(ターミナル4):国内ローカル線(例:エアスウィフト)
乗り継ぎの流れ(フィリピン航空で国際→国内線)
マニラ市内には出ず、国内線に乗り継ぐパターンは以下です。
入国審査&預け荷物のピックアップ
マニラ到着後「Arrival」「Transfer」の方向に進みます。その後、入国審査・税関検査を受けます。
フィリピン入国にはetravelの事前登録が必要(家族全員分)です。
また、同一航空会社同士の場合も、バゲージスルーかどうかは要確認です。今回はマニラで預け荷物をピックアップする必要がありました。往路搭乗前にチェックインカウンターで説明されますが、バゲッジスルー(到着地までピックアップ不要)かどうかご自身で確認することをおすすめします。
ターミナル間移動(無料シャトルバス)
到着後、案内に従って移動します。出口を出て右側に進むと「PAL TRANSFER PASSENGERS」の看板がありますので、そちらが目印です。
シャトルバスは約5〜10分おきに来るので、子連れでも安心です。バスに乗車したらターミナル2までは空港周辺をぐるっと回ります。

T2での再セキュリティチェック

第2ターミナルに着いたらボーディングパスを見せて、ターミナルに入ります。フィリピンでは、空港に入るのにボーディングパスを見せる必要があるので、家族分をプリントしておくとスムーズです。

乗り継ぎ時間はどのくらい必要?
今回は2時間25分のトランジットで余裕がありました。フィリピン航空同士の場合はチケット予約時に繋ぎで予約できていれば、大幅な遅延等がない場合乗り継げると思います。
異なる航空会社を使う場合は3時間以上が安全圏です。
ターミナル2(T2)の施設と注意点
セブ行きの国内線乗り継ぎに利用したターミナル2の我が家の感想です。

一番子供が喜びそうなもので
黄色い看板のゴールディロックスにブラウニーやクッキーなどがあります。
我が家は日本から持参したじゃがりこ・ハードグミが好評でした!
まとめ:マニラ空港の乗り継ぎ、思ったよりスムーズ!
今回はフィリピン航空でのマニラ乗り継ぎについてまとめました。
不安要素の多いマニラ乗り継ぎですが、フィリピン航空利用&家族連れでもスムーズに移動できましたのは良かったです。
ポイントは以下:
- etravel登録と荷物確認を事前に済ませておくこと
- 搭乗券の印刷と、時間に余裕のある乗り継ぎ設定
- 子連れなら飲み物・軽食を持参しておくと安心!
個人的に感じたことは、第1ターミナルは2015年にリニューアルされていますが、古さを感じました。復路に利用した台北乗り継ぎが快適だったので、マニラ乗り継ぎは家族全員一致でできれば避けたいのが率直な感想です。しかし、乗り継ぎを利用すると割安(国内線はもちろんオセアニア方面)なので、今後も旅の優先順位に合わせて利用を検討としたいと思います。
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