はじめに|LCCはキャンセル・返金できる?
近年、気軽な価格で利用できるLCC(格安航空会社)が人気ですが、
「キャンセルできるの?」「欠航時の対応は?」と不安になることもありますよね。
一般的にLCCは、
- 自己都合のキャンセルや返金はほとんど不可
- 航空会社側の都合(欠航・大幅な遅延)では対応してもらえる場合あり
というルールになっています。
この記事では、主要5社(エアアジア/セブパシフィック/スクート/ジェットスター/ピーチ)の
キャンセル・返金ルールを比較&まとめました!
「もしものとき」に備えて、ぜひ参考にしてください✈️
エアアジアのキャンセル・返金ルール
基本ルール
- 自己都合によるキャンセル → 原則、返金なし
- 空港使用料や税金のみ、一部返金できる場合あり(要申請)
航空会社都合の場合
- 欠航・大幅遅延(4時間以上)
→ 無料で日程変更 or 返金申請(クレジットアカウント or 銀行振込)
私自身、エアアジアの突然キャンセルに遭遇し、返金手続きを経験しました。
▶︎ 【体験談はこちら】
セブパシフィック航空のキャンセル・返金ルール
基本ルール
- 通常運賃:自己都合キャンセル不可
- フレックスチケット購入者のみ、日程変更可能
航空会社都合の場合
- 欠航時は「無料再予約(リブック)」or「トラベルファンド(返金代わり)」が選べる
スクート(SCOOT)のキャンセル・返金ルール
基本ルール
- 自己都合キャンセル不可
- 「フライフレックス」オプション購入者のみ一部対応あり
航空会社都合の場合
- 欠航・遅延時は、無料リフライト or バウチャー発行
- 希望すれば返金(バウチャー形式)可能な場合も
ジェットスターのキャンセル・返金ルール
基本ルール
- 最安運賃(Starter運賃)は自己都合キャンセル不可
- 「フレックスオプション」購入者のみ日程変更可能
航空会社都合の場合
- 欠航・大幅遅延時 → 無料リフライト、または全額返金(銀行振込またはクレカ払い戻し)
ジェットスターでも自己都合キャンセルを経験したことがあります。フレックスオプションを付けていなかったため、返金は受けられませんでした。
ピーチ(Peach Aviation)のキャンセル・返金ルール
基本ルール
- 通常運賃は自己都合キャンセル不可
- 「バリューピーチ」「プライムピーチ」運賃なら、条件付きで変更可能
航空会社都合の場合
- 欠航時、無料振替または全額返金対応(現金振込 or クレカ払い戻し)
比較表|LCC5社のキャンセル・返金対応まとめ
項目 | エアアジア | セブパシ | スクート | ジェットスター | ピーチ |
---|---|---|---|---|---|
自己都合キャンセル | × | × | × | ×(オプション有) | ×(運賃による) |
欠航時対応 | 日程変更or返金 | リブックorトラベルファンド | リフライトorバウチャー | 返金orリフライト | 返金or振替 |
手続き方法 | アプリ・公式サイト | 公式サイト | 公式サイト・サポート窓口 | 公式サイト | 公式サイト |
まとめ|リスクを理解して、LCCを賢く使おう
LCCはコストを抑えられる大きなメリットがある一方、
キャンセル・返金ルールが厳しい面もあります。
予約時には、
- フレックスオプションを検討する
- 旅行保険に加入する
- 余裕を持ったスケジュールを組む
など、リスクヘッジをしておきましょう。
上手に使えば、LCCは旅の強い味方になります!
楽しい旅のために、ぜひ参考にしてください。
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